
「資格は意味ない」って言われてるけど・・・
やっぱり時間と労力の無駄なのかしら?
資格を取りたいと考えている方にとって「資格なんて意味ない!」と言われたら、正直悩んでしまいますよね。
しかし単刀直入に言って、資格取得が意味ないというのは嘘。
意味はあります!
なぜなら資格を取得することにより、たくさんのメリットがあるから。
私は歯科衛生士という資格を持っています。就職する際はもちろん、私生活でも大いに役立っていますよ。
本記事は資格に意味ないと言われ、不安に思われている方へ向けて書いています。
そうぞ最後まで一読ください。
- 資格が意味ないと言われる理由
- 資格を取るメリット
- 資格取得の際の注意点
資格取得「意味ない」と言われる4つの理由


資格は意味ないと言われてしまうのには、いくつかの理由があります。
①「資格<実務経験」が圧倒的に有利
- 資格を持っていても経験がないと意味ないよね
- 資格のある未経験者より、資格なしの経験者の方が使える
悲しいですが「資格<実務経験」が有利なことは、ある意味仕方のないことかもしれません。
基本的に現場では即戦力を求めていますから・・・
しかし、その資格がないとできない仕事(法律、医療関係などの専門職)であれば資格アリ未経験者でも、まだまだ需要はありますよ。
逆に資格がなくてもできる仕事(英語、経理など)であれば「資格ナシ実務経験アリ」のほうが圧倒的に有利です。
とはいえ、資格取りたての頃は全員「資格アリの未経験者」ですよね。



「資格アリ未経験者」の道は誰もが通る道!未経験者でも採用してくれるところは必ずありますよ。
②仕事に直結しない資格は意味がないと言われがち
資格には2種類あります!
- 仕事に直結する資格:スキルアップ、昇給を目指す
- 趣味としての資格:稼ぐことを目的としていない
この2つのうち、②趣味としての資格は正直あってもなくてもいいのかなと思われがち。
自分が楽しみたい、学びたい、または学んだ証が欲しい場合は認定や検定を受けてもいいかもしれませんね。
③資格があるからと言って万人が成功しているわけではない
資格があるからと言って、万人が成功しているわけではありません。
- 資格をうまくいかせなかった
- 資格を取得するのに挫折してしまった
- せっかく苦労して得た資格なのに、実際の仕事が合わなかった
このような経験から「資格があっても意味ないよ」と思われていることがあります。
だからといって自分に当てはまるかなんて、誰にもわかりませんよね。
資格を取る前に調べすぎて、極度に悲観しても仕方がないので自分の気持ちに素直になることが大切です。
④資格ビジネスの蔓延
日本では国家資格が1200種以上、民間資格を含めると3000種以上もの資格が存在しています。
- 高い維持費や受験料
- 短期間で取得できる資格
- 指定の講座を受けないと取得できないシステム
なかには胡散臭いものも多数ありますよね。
〇〇アドバイザー、△△カウンセラー、□□スペシャリストなど、中身は同じようなものなのに協会が違うだけで複数存在しているものも。
このような資格ビジネスの蔓延も「資格は意味ない」と言われる原因の1つではないでしょうか。
資格取得「意味ない」というのは嘘!7つのメリットを紹介
結論:資格取得「意味ない」というのは嘘です!
やっぱりコツコツ努力をすることで、見えてくる世界は確実に違ってきます。
「気になる資格が見つかるサイト・資格Hacks」で自分に合った資格を見つけてみよう!
①知識が豊富になる
1番のメリットは知識が豊富になることではないでしょうか?
知識が豊富になるということは、私生活の中でも役立ちます。



私はFP3級の勉強中。意味ない資格の代表格との思えるのですが、勉強して思ったのが「もっと早くやるべきだった!」ということ。
「FP資格=意味ない」と言われがちですが、一般常識として勉強しておいて損はないですよ!←断言!



FP勉強すれば、複雑な年金や保険のシステムもわかるようになるよ!


②転職の幅が広がる
資格があることで、転職が有利になることは間違いありません。
また転職を考えているなら、在職中に新たなスキルを身につけてから活動することが賢明です。
書類選考や面接のときの判断材料としても役立ちます。
③自己肯定感のアップにつながる
「資格取得の勉強+合格」は自己肯定感のアップにもつながります。
はっきり言って、大人になってからの勉強は学生時代以上に大変です。
そこを乗り越えて資格取得できたことにより、自信を持つことができるようになるのです。
- 「こんな自分でもできた!」
- 「諦めなければできるんだ!」
こういった気持ちを積み重ねることは、子どもはもちろん大人になってからも大切です。
④資格取得への努力が認められる
資格によって難易度はさまざまですが、資格取得までのプロセスは本人の努力の賜物です。
また努力を継続して取得できた資格は、何物にも代えがたい一生もののスキル。
書類選考や面接時に、好印象を持たれる場合も少なくありません。
その上「この人は、きちんと最後までやり遂げることができる人なんだな」と周囲は必ず認めてくれるはずです。
⑤知識の応用ができる
今まで取得した資格の知識を発展させ「簿記→税理士」といったように、新たな資格取得を目指すことができます。
勉強法も確立していれば、全く違った分野の資格にも役立つはずです。
勉強したての頃は、思うように覚えられなくつらい思いもします。
しかし少しずつ時間をかけ、勉強のサイクルになれてくれば徐々にコツをつかんでいくことができるでしょう。
⑥昇給やキャリアアップが望める
将来なりたい自分に近づくために、どんな資格が必要なのか?
目的意識を明確にすることで、必要な資格を取得しキャリアアップや独立を目指すことができます。
⑦資格を持たないとできなかった仕事にチャレンジできる
医者、薬剤師、弁護士、税理士、公認会計士、建築士などは国家資格がないとできない仕事です。
いわゆる「独占業務」のある職種ですね。
これらの資格取得は非常に難しいですが、無事に取得できた後は大きなメリットを得られることでしょう。
また「資格を持たないとできなかった仕事に、自分は就くことができるんだ!」という、ある意味自信みたいなものも感じられるはずです。
資格取得「意味ない」と言われてるけど「資格+実務経験」は最強


ぶっちゃけ「資格+実務経験は最強」です!
私が資格を取って間もないころは、もちろん経験もなく「資格アリの未経験者」でした。



「経験がないから」と言われたって、だったらどこで経験アリになったらいいの~?と思ったな・・・
とはいえ、職場との出会いも「ご縁」があってのこと。きっとどこかしら拾ってくれるものです。
私の持っている歯科衛生士の資格は国家資格ですが、いわゆる難関資格ではありません。
しかし昔も今も変わらず、人手不足なので確実に需要はあります。
例えば採用時に以下の2人が来たとします!
- 資格のない経験豊富な助手
- 資格のある未経験の歯科衛生士
採用されるのは、後者のほう。それだけ専門職における資格は意味があるものです。
私も幾度となく、この資格に助けられました。
今まで歯科衛生士としての経験しかありませんが、需要のある資格であれば「資格+実務経験」が最強なのは確かです。
資格取得へ向けた注意点


①お金を払えば誰でも取得できるものは避ける
仕事に直結したい資格なら、以下のものはおすすめしません。
- お金を払って受講すれば誰でも取得できる
- 短期間の講習だけで取得できる
言わずと知れたことですが、誰でも取得できるのであれば資格の価値もなくなるからです。
また高い受講料を設定しているところあるので、きちんとした見極めが大切になってきます。
あまりにも役に立たない資格は、時間とお金の無駄になる可能性も高いので注意が必要です。
②履歴書に書けるものを選ぶ
せっかく取得するなら、履歴書に書けるものを選びましょう。
- 簿記
- TOEIC
上記の2つは企業側でも非常に評価を受けやすい資格です。
また転職のとき履歴書の資格欄に書ける資格があれば、面接時に好印象を持たれる可能性は非常に高いです。



面接官との会話の発展も期待できる!
③難関資格でも需要のあるものを
難関資格がすべて良いとも限りません。需要のある資格を選びましょう!
せっかく苦労して取得した資格でも需要がなければ、それは意味のないものになってしまいます。



基本的に医療系資格は需要がたくさんあり、職場も近いところを選ぶことができます!
私の持っている歯科衛生士は難関資格ではありませんが、需要はあるので近所でも募集はかなりあります。
④更新がないもの、維持費の安いものがコスパ良し
念願かなって資格を取得したところで、なかには年会費などの維持費が高くつく場合があります。
できれば更新がないものがベスト!1回の合格で一生そのスキルは自分のものになります。



社労士、行政書士とかは年会費10万以上かかるもんね!
資格取得の目的を明確にして自分に合った資格を見極めよう!
資格を取得することは決して意味のないことではありません。
学ばないよりは、学んだほうが確実に人生のQOLを向上できるから。
仕事に直結する資格が欲しいなら需要のあるものを選んだりすればいいだけ。
逆に趣味の延長で、もっと深く学びたい!学んだ証が欲しい!のであれば認定や検定を受ければいいのです。
とはいえ「マイナーな資格を極めたおかげで仕事に直結!」という可能性も捨てきれないので、まずは自分の興味ある分野の資格を取得してみてはいかがでしょうか?
これから資格取得を目指して頑張っている方、または新たに資格をゲットしたい方、こちらの記事が少しでもお役にたつことができれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。