みなさんは宇津木式肌断食をご存じですか?
肌断食とは、スキンケアを行わない究極の美容法です。

肌断食に興味あるから、体験談を聞いてみたいな・・・
続けるの難しいらしいけど、失敗した人の理由も聞きたい!
- 肌断食を失敗した理由
- 肌断食で得られる効果
- スキンケアを行わない肌はどうなるのか?
- 失敗しないためのポイント
女性にとって毎日のスキンケアは、結構手間のかかる作業で時間もお金もそれなりにかかります。
このスキンケアがなくなったら、時間とお金に解放され肌もきれいになって良いことづくめ。
そんな思いからスキンケアとメイクをやめて肌断食に挑戦!しかし残念ながら失敗に終わりました・・・しかも2回!
そこで失敗した経験を踏まえながら、肌断食について感じたことをお伝えしていきたいと思います。
ぜひ最後までお読みください。それではどうぞ!
宇津木式肌断食に10ヵ月で失敗!やめると決めた4つの理由


宇津木式肌断食とは、一言でいうとスキンケアを行わない美容法のこと。
肌断食に挑戦したきっかけは、時間とお金の節約+きれいなお肌を手に入れるためです。
過去に2回挑戦しましたが、残念ながら2回とも約10カ月で失敗に終わりました。
肌断食前と後
肌断食前 | 肌断食後 | |
---|---|---|
朝の洗顔 | オイルクレンジング+石けん | ぬるま水 |
朝のスキンケア | 化粧水+美容クリーム+乳液+日焼け止め(4点) | なし(たまに日焼け止め) |
メイク | クリームファンデーション+パウダー | パウダー |
夜の洗顔 | オイルクレンジング+石けん | 純石けん |
夜のスキンケア | 化粧水+美容クリーム+乳液+日焼け止め(4点) | なし |
その他 | 美顔器 | 乾燥するときワセリン |
肌断食前のメイクは軽いもので、ポイントメイクはなし。とはいえ、スキンケアは一通りやっていいました。
肌断食をやめた理由
- かゆみが治まらなかった
- もともと敏感肌だった
- 肌がしぼんだ感じになった
- スキンケアして安定してるなら必要ないかも?と思った



ではひとつひとつ解説していきます!
①かゆみが治まらなかった
肌が乾燥しているせいで、とにかくかゆかった!
かゆみが出る方も多いようですが、私の場合は10カ月間ずっとかゆみが続きました。
とくにおでこと鼻の周りがひどく、脂漏性皮膚炎のような状態になり、常にポリポリ搔いている感じでした。
②もともと敏感肌だった
18歳を過ぎたころからニキビに悩まされ、落ち着くまでに10年はかかりました。
10年間でニキビにかけた金額は計り知れません。
また皮膚も薄く、スキンケア難民で自分に合うのを探すのも大変で影響の受けやすい肌質。
このような肌質には、肌断食は合わなかったのかもしれません。
③肌がしぼんだ感じになった
肌の内側から乾燥して顔全体がしぼんだ感じになり、毎日鏡を見るのが嫌になるほどでした。
「このまま続けてよいのか?」そんな不安に駆られ、本を読みなおしたりネットで情報収集したり・・・。
しかし、これ以上砂漠のようにカラカラになった自分の肌が、本当にきれいになるのかが想像できなかったのです。
④スキンケアして安定しているなら必要ないかも?と思った
時間とお金の節約も魅力的だけど、スキンケアして安定してるなら必要ないのかもしれません。
成功した方の体験談を読み漁り期待を寄せていたのですが、なかなかゴールが見えてこない。
だんだんと気持ちが揺らぎ、また自分がやっているやり方は本当に正しいのか?という不安にも駆られ、10カ月経過したころに断念。
化粧水やメイクをやめると肌はどうなる?


化粧水やメイクをやめて間もないころは、少しカサつく程度で気になりませんでした。
しかし徐々に乾燥が増し、顔色もくすんだ状態に・・・。
肌断食開始からやめるまでの肌変化まとめ
- 開始~1カ月:乾燥しまくりで、カサカサ、かゆい、乾燥でくすみも増す
- 1カ月~6か月:少し改善したが乾燥していた(特に目の周り)、かゆい、赤ら顔
- 6カ月~10カ月:表面の乾燥はやわらいできた、肌の内側は乾燥ひどい、朝洗顔後モチモチ感触に、かゆい
コロナ渦ということでマスク着用もあったので、ノーメイク時はこれでよかったもかもしれません。
しかし、お出かけ時どうしてもメイクが必要なときに、ベースがワセリンだけというのは化粧ノリも悪く耐えられませんでした。
宇津木式肌断食で得られる効果


肌断食で得られる効果
- 時間とお金の節約
- 摩擦によるダメージの減少
- 乾燥しなくなる
- 毛穴の黒ずみが減り目立たなくなる
①時間とお金の節約
まずは時間とお金の節約です。1年間でスキンケアにかける時間とお金を計算してみました。(※個人差はあります)
- 時間:1日朝10分+夜10分×365日=7300分(121時間)
- お金:月10000円×12カ月=120000円
主婦にはこの数字、かなり魅力的に感じると思います。
私もそう思ったので肌断食をはじめてみたわけですが、断念・・・
②摩擦によるダメージの減少
完全な肌断食では、基本的に朝晩の洗顔は「ぬるま水」のみ。
メイクもしないため、クレンジングも必要ありません。
そのため間違った洗顔による肌のダメージを、最小限に抑えることができます。
摩擦によるダメージを防ぎ、キメが整うことにより自分で潤う力もついてきます。
③乾燥しなくなる
お肌のキメが整うことによる、肌内部の水分の蒸発を防ぐ作用があります。
半年を過ぎたころから、朝洗ったときモチモチした感触になりました。
とはいえ、やはり見た目的にしぼんだ感は否めず・・・。
④毛穴の黒ずみがなくなり目立たなくなる
毛穴の開きの原因の1つに、化粧水が考えられます。
私は10カ月で肌断食に挫折しましたが、確かに毛穴は目立たなくなりました。
失敗しないための3つのポイント


次に私は肌断食に失敗してしまいましたが、その経験をもとに失敗させないための3つのポイントを考えてみました。
肌断食を失敗させないための3つポイント
- 時期を見極める
- 正しい洗顔方法
- スキンケアは徐々に減らす
①時期を見極める
乾燥が少ない5~9月頃からはじめるのがベストです。
湿気の多い時期のほうが乾燥を感じにくいとともに、本格的な乾燥を感じる前にひどい状態を避けることができるからです。
②正しい洗顔方法
100均などで売っている、泡立てネットを使用した泡洗顔をおすすめします。
- 温度:32~33℃(ぬるま水)
- 洗い方:肌と手の間に泡をはさむ、肌には触れないよう優しく洗す
- 抜き方:タオルでそっと抑える程度
知らない間に肌を擦ってしまっているので、極力肌に触れないよう気を付けましょう。
これだけでも変化は見られます。
③スキンケアは徐々に減らす
スキンケアは徐々に減らしていくのが無難です。
私は一気に全部やめてしまったので、肌が追い付かなかったのかもしれません・・・。
肌断食は嘘ではないけど向き不向きがある
肌断食は嘘ではないけど、向き不向きがあることは確かです。
「肌=排出器官」という理念に基づくと、本来はやったほうが良いのでしょう。
とはいえ人それぞれ容姿や性格が違うように肌質も千差万別、「肌断食が合う人 or 合わない人」というのは当然出てきます。
私は意地で続けていましたが、顔中のかゆみが治まらず断念。
その後スキンケアでリカバリーを果たしました。
完全な肌断食はハードルが高い
宇津木式肌断食をマスターすれば、この上なく楽ちんでお金も節約できます。
しかし完全なる肌断食はハードルが高い!
失敗する原因はそれぞれですが、私が10カ月続けてもやめたくなった4つの理由はこちら。
- かゆみが治まらなかった
- もともと敏感肌だった
- 肌がしぼんだ感じになった
- スキンケアして安定してるなら必要ないかも?と思った
自分の肌質や生活習慣にも左右されるため、向き不向きがあるのは確かです。
私は2回の失敗を経験してしまいましたが、これがきっかけで肌に負担をかけないような洗顔法やメイクに切り替えました。
また食生活も見直し、肌の内側から健康になれるように気をつけています。
あなたの大切なお肌は買えません!なので肌断食に限らず、ご自分に合ったスキンケアを大切にしてください。



